メモを取る森保一監督

負けたら敗退の日本代表はスペインに前半１１分に先制許す…前半は０―１で折り返し

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◆カタールＷ杯　▽１次リーグＥ組　日本―スペイン（１日・ハリファ国際競技場）

　【ドーハ１日＝スポーツ報知Ｗ杯取材班】１次リーグ突破には敗戦が許されない日本の第３戦が始まった。キックオフはスペイン。日本はＧＫ権田、ＤＦ谷口、吉田、板倉、長友、ＭＦ守田、田中、伊東、鎌田、久保、ＦＷ前田が先発出場。

　前半５分には前田のキープから久保が右サイドを突破し、敵陣深くから折り返し、最初のチャンスをつくった。一方スペインは右サイドから進入し、ゴール前での混戦からこぼれ球をＭＦブスケツが右足で合わせ、ファーストシュート。日本の大きなチャンスは同８分、相手のトラップが大きくなったところを敵陣で前田が奪う。久保が浮き球でゴール前へ供給し、数人でつないで伊東がエリア内右からシュートを放ち、サイドネットを揺らした。

　しかし同１２分、失点を許した。ＭＦガビが右サイドに突破されクロス。ＦＷモラタが頭を合わせ、今大会３ゴール目。日本は１点を追う厳しい展開となった。

　その後はセカンドボールを拾われるなどマイボールにすることができず、スペインのスムーズなパスワークに翻弄される時間が続いていた。

　現在１勝１敗の日本は勝てば無条件で２大会連続の決勝トーナメント進出が決まり、負ければ敗退が決まる。引き分けの場合は同時刻に行われるドイツ―コスタリカの結果次第。前半終了時点では勝ち点１のドイツが勝ち点３のコスタリカにリードしている。…

【写真】前半１１分に先制を許す日本（ロイター）